2020年11月、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州Sydneyに拠点を置くデータ解析企業のNuix(ニュイックス)がASXに上場しました。
オーストラリアの冷え込んでいたIPO市場でしたが、2020年はNuix(ニュイックス)等の大規模なIPOもあり、元気が出てきたようです。
目次
Nuix(ニュイックス)はデータ解析企業

Nuix(ニュイックス)はデータ解析のソフトウェアを提供する企業です。訴訟、調査、リスク、コンプライアンス、ガバナンス、セキュリティ等に課題を抱えている組織が活用しています。
膨大な数のモバイルデバイスが使われている昨今では、企業のデータの全てを調査するのは非常にやっかいで、細分化された非効率的な調査を強いられてきました。しかし、Nuixはこれらのデータの全体を解析し、効率的にインサイトを導き出すことができます。
Nuix(ニュイックス)の将来性
多分野にわたる企業や政府系機関が活用
Nuixは多分野にわたる名だたる大企業(AIG、American Express、Amazon、Barclyas等)に活用されています。
また、営利企業だけでなく、大規模な調査を管理した世界中の警察および政府機関も利用しています。
豪投資銀行大手マッコーリー・グループが大株主だが株を売却予定
豪投資銀行大手マッコーリー・グループが65%の株式を保有するNuixの大株主ですが、IPO後には2~3割の株式を売却予定とのことでした。通期決算が初の赤字となった、傘下のマッコーリー・キャピタルのためのようです。
Nuix(ニュイックス)株の投資実績
追記未定