2020年9月30日、アメリカ・コロラド州Denverに拠点を置くPLTR:Palantir Technologies(パランティアテクノロジーズ)がNYSEに上場しました。データ分析 / 統合 /管理ソフトウェアを扱っている企業です。
伝統的なIPOではなく、直接上場の手法をとりました。
・米国株の取扱銘柄は国内最大規模の4,000以上で、大型銘柄にくわえ中小型銘柄も豊富
・取引手数料が0米ドルから。約定代金の0.45%(税抜)(下限0米ドル ~ 上限20米ドル)
・日本株や投資信託と同じように特定口座に対応。面倒な税申告の手続きは不要
Palantir Technologies(パランティアテクノロジーズ)はデータ分析 / 統合 / 管理ソフトウェアを提供

Palantir Technologies(パランティアテクノロジーズ)はデータ分析 / 統合 / 管理ソフトウェアを提供している会社です。上場申請前は秘密主義の企業と言われ、累計$2.6B(約2,600億円)も資金を調達した元ユニコーン企業でした。
データ整理の前処理に多大な労力がかかるなどビッグデータ分析に関わる課題を解決し、データに基づいた意思決定を支援することをビジョンとして掲げています。
製品①Palantir Gotham
製品は3つあります。1つは政府機関向けに提供しているデータの分析 / 統合 / 管理ソフトウェアのPalantir Gothamです。
CIAやFBI等の米国の防衛・諜報部門でも利用されています。以前、データは各々の組織でサイロ化していましたが、Palantirによって情報統合が進み、防衛リスクの高い事象を容易に捕捉できるようになりました。テロ対策等にも役立てられているそうです。
製品②Palantir Foundry
2つ目の製品が、民間企業向けに提供しているデータ分析 / 統合ソフトウェアのPalantir Foundryです。
Palantir Foundryを用いることで、企業内外に散らばる様々なデータを統合して分析することで、今まででは得られなかったようなインサイトを得ることもできます。
製品③Palantir Apollo
3つ目の製品が、Palantir GothamとPalantir Foundryを強化する、継続的なデリバリーソフトウェアのPalantir Apolloです。
Palantir Technologies(パランティアテクノロジーズ)の今後と将来性
Palantir Technologies(パランティアテクノロジーズ)の今後と将来性について、いくつか考えられる点を記載します。
ペイパル共同創業者のピーター・ティールが設立
Palantir Technologies(パランティアテクノロジーズ)を説明するときによく出てくるフレーズが「ペイパル創業者のピーター・ティールが設立」というもの。聞こえがいいだけでなく、ピーター・ティールの豊富な起業家経験や人脈を活かしたビジネスをしていることでしょう。
ピーター・ティール自身が下記のように紹介している『ZERO TO ONE』は日本でも有名ですね。彼が母校であるスタンフォード大学で行った起業講義録となっています。
ZERO to ONE はシリコンバレーを教科書に、難題を克服してこれまで存在し得なかった偉大な物事を築きあげるための本だ
Peter Thiel(訳:関 美和)
また、下記の『ピーター・ティール 世界を手にした「反逆の起業家」の野望』では、「ジョブズ、サッカーバーグを超える無敵の男」と評されています。
ちなみに、同じくペイパル共同創業者のマックス・レヴチンが設立したAffirm(アファーム)も、2021年年初のIPOで注目を集めました。
2021年、アメリカ・カリフォルニア州San Franciscoに拠点を置くAFRM:Affirm(アファーム)がNASDAQに上場しました。上場日は1/13でした。株価が初日で初値の約2倍となる盛り上がりを見せました。[[…]
またまた同じくペイパル共同創業者の、イーロン・マスクによるSpaceX(スペースX)の衛星インターネットサービスであるStarlink(スターリンク)にも注目ですね。
アメリカ・カリフォルニア州Howthorneに拠点を置く、SpaceX(スペースX)のプロジェクトであるStarlink(スターリンク)がいずれ上場する可能性があります。Starlink(スターリンク)は衛星インターネットサービス[…]
政府系機関が大口の顧客
Palantir Technologies(パランティアテクノロジーズ)は1,000億円を超える金額を政府系機関からの売上で計上しているようで、大きな収入源となっています。
CIAやFBI等の米国の防衛・諜報部門でも利用されていることから、今後も活用が続けば確実な企業の成長にもつながると考えられます。
多数のVCや大企業が出資
上場申請前から累計$2.6B(約2,600億円)も資金を調達した巨大ユニコーン企業だったPalantirには、多数のVCや大企業が出資しています。彼らの支援を受け、さらなる成長を遂げることが想定されます。
2020年6月のラウンドでは、日本の損保ジャパンや富士通も出資しています。
Palantir Technologies(パランティアテクノロジーズ)株の投資実績
2020年11月10日時点の株価と評価益

2020年11月10日現在、筆者が保有するPalantir Technologies(パランティアテクノロジーズ)株は52.02%の評価益を出しています。

2020年11月19日時点の株価と評価益

2020年11月19日現在、筆者が保有するPalantir Technologies(パランティアテクノロジーズ)株は85.49%の評価益を出しています。

2020年11月21日時点の株価と評価益

2020年11月21日現在、筆者が保有するPalantir Technologies(パランティアテクノロジーズ)株は95.33%の評価益を出しています。

2020年11月24日時点の株価と評価益

2020年11月24日現在、筆者が保有するPalantir Technologies(パランティアテクノロジーズ)株は118.03%の評価益を出しています。

2020年11月25日時点の株価と評価益

2020年11月25日現在、筆者が保有するPalantir Technologies(パランティアテクノロジーズ)株は146.84%の評価益を出しています。

2020年11月27日時点の株価と評価益

2020年11月27日現在、筆者が保有するPalantir Technologies(パランティアテクノロジーズ)株は201.03%の評価益を出しています。

この後、徐々に株価を下げていったので、都度利確しています。
2021年1月23日時点の株価と評価益

2021年1月23日現在、筆者が保有するPalantir Technologies(パランティアテクノロジーズ)株は237.62%の評価益を出しています。

2021年1月26日時点の株価と評価益

2021年1月26日現在、筆者が保有するPalantir Technologies(パランティアテクノロジーズ)株は275.44%の評価益を出しています。

2021年1月28日時点の株価と評価益

2021年1月28日現在、筆者が保有するPalantir Technologies(パランティアテクノロジーズ)株は304.15%の評価益を出しています。一時期的に45ドルくらいまでいっていましたね。

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