海爾智家(ハイアール、Haier Smart Home)が香港で上場(投資実績の追記あり)

2020年12月、中国の山東省青島市に拠点を置く代物家電メーカーの海爾智家(Haier Smart Home)が、香港メインボードに上場しました。

同社は上海市場で既にA株を上場しており、香港では資金調達などを伴わない紹介形式での上場となりました。

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・中国株の取扱銘柄は2,000以上で、香港市場に上場するほぼ全ての銘柄を取引可能
・取引手数料が業界最安水準。約定代金の0.25%(最低手数料45香港ドル ~ 手数料上限450香港ドル)
・香港ドルへの振替なしでも、円資金を利用しての注文が可能

海爾智家(Haier Smart Home)は世界最大の白物家電メーカー

https://www.haier.com/cn/?spm=jp.31892_pc.country_20190530.1914_0

海爾智家(Haier Smart Home)は世界最大の白物家電メーカーです。前身の青島電氷箱総廠を改組して1989年に設立し、「海爾(ハイアール)」ブランドで各種白物家電を生産しています。日本でも東芝や三菱電機などと比べて比較的安価な製品を販売していますね。

海爾智家(Haier Smart Home)は、2019年まで11年連続で白物家電の世界シェアトップを維持していました。冷蔵庫、洗濯機、ワインセラーも世界トップのようです。

三洋電機の白物家電事業や米GEの家電事業などを買収して業容を拡大し、下記のグローバルブランドも展開しています。

  • GE Appliances(アメリカ)
  • Casarte(中国)
  • Leader(中国)
  • Fisher&Paykel
  • アクア
  • Candy(イタリア)
  • Fisher & Paykel(ニュージーランド)

海爾智家(Haier Smart Home)の将来性

世界最大の白物家電メーカーのネットワークと知名度

海爾智家(Haier Smart Home)は世界最大の白物家電メーカーのネットワークと知名度を持っており、圧倒的な強さを誇っています。

白物家電といえば日本、といった時代が遠のいていくのは日本人として残念ではありますが、日本市場にも食い込んでくるハイアールは強いですね。

ちなみに筆者は、大学のグローバルマーケティングの授業で、ハイアールのケーススタディの講義を受けたことがあります。

ハイアールグループの創業者である張瑞敏氏が現任のハイアールグループの取締役会長CEO

ハイアールグループの取締役会長CEOは、ハイアールグループの創業者である張瑞敏氏が務めています。張瑞敏氏は『フォーチュン』誌により「世界で最も影響力のある50人の管理思想家」にも選ばれています。

張瑞敏氏は創業して30年以上に渡ってハイアールグループを率い、ハイアールを破産寸前の小工場から有名なグローバル企業に成長させました。 「人の価値が第一」という理念と革新的な経営理念で新しいビジネスモデルをもたらし、競争力のあるハイアール文化を生み出しました。

そんな張瑞敏氏が今後ハイアールグループをどのように率いていくか楽しみです。

海爾智家(Haier Smart Home)株の投資実績

2021年1月12日時点の株価と評価益

2021年1月12日現在、筆者が保有する海爾智家(Haier Smart Home)株は10.0%の評価益を出しています。

2021年1月22日時点の株価と評価益

2021年1月22日現在、筆者が保有する海爾智家(Haier Smart Home)株は14.52%の評価益を出しています。

2021年1月25日時点の株価と評価益

2021年1月25日現在、筆者が保有する海爾智家(Haier Smart Home)株は19.52%の評価益を出しています。

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