2021年、アメリカ・ジョージア州Atlantaに拠点を置くBAKKT(バックト)がNYSEに上場予定です。SPAC(VPC Impact Acquisition Holdings)と正式合意ののちIPOします。
BAKKT(バックト)はビットコインの先物などを提供
BAKKT(バックト)はビットコインの先物などを提供しているユニコーン企業で、NYSEに上場しているICE:IntercontinentalExchangeの子会社です。
暗号資産のマーケットプレイスとしてサービスを始め、現在はビットコイン（BTC）の先物取引やオプション取引サービスも提供しています。
また、ロイヤリティプログラムサービス企業「Bridge2 Solutions」を買収し、3,000万人超の顧客向けに旅行のポイント、商品、ギフトカードなどの交換に、Bakktのロイヤリティプログラムサービスを提供しています。BAKKT(バックト)はこのロイヤリティ機能を使える消費者向けのアプリを展開する予定です。
BAKKT(バックト)の将来性
コロナの大流行も後押しする仮想通貨市場の高まり
2020年に引き続き、2021年も世界的なコロナの大流行からなる金融緩和により、仮想通貨や株式の価格が上がっています。Robinhood(ロビンフッド)やBlockFi(ブロックファイ)等、多くの金融系スタートアップが事業を拡大し、大規模なIPOや直接上場を計画しています。
2021年、アメリカ・カリフォルニア州Menlo Parkに拠点を置く証券会社のRobinhood(ロビンフッド)がNASDAQに上場予定です。同社関係者によると、2021年5月くらいに上場するのではないかと考えられています。[…]
2021年、アメリカ・ニュージャージー州Jersey Cityに拠点を置くBlockFi(ブロックファイ)が上場予定です。BlockFi(ブロックファイ)は暗号資産担保のローンを提供https://blockfi.com/[…]
BAKKT(バックト)もこの政界的なトレンドの恩恵を受けると期待されます。
日本で仮想通貨を取引するなら、bitFlyer（ビットフライヤー）やCoincheck（コインチェック）が人気ですね。
また、世界最大級の仮想通貨取引所であるバイナンスは日本でも人気です。
70を越える期間投資家が顧客
BAKKT(バックト)は70を越える期間投資家を顧客として、独自仮想通貨カストディサービス（Bakkt Warehouse）を提供しています。
しかし、この分野では競合も多く、機関投資家向けカストディアンのXapo社を買収したCoinbase（コインベース）は主要なライバルです。
2021年4月、アメリカ・カリフォルニア州San Franciscoに拠点を置くCoinbase(コインベース)がNasdaqに上場しました。仮想通貨取引所を運営しています。IPOではなく、取引所への直接上場でした。[af[…]
親会社のIntercontinentalExchangeと協力し、自社でデータセンターを運営して現場のネットワークの接続を強化するなど差別化を図っています。
ボストン コンサルティング グループやM12が出資
BAKKT(バックト)には、ボストン コンサルティング グループやマイクロソフトのベンチャーキャピタルであるM12が出資しています。
金銭的な面だけでなく、強力なアドバイザーやネットワークを持っているのは大きな強みです。
BAKKT(バックト)株の投資実績
追記未定
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